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無印良品 トレーラーハウス「インフラゼロハウス」
無印良品が開発した「インフラゼロハウス」は、電気や水道などのインフラに依存せず、どこでも快適に暮らせる未来の住まいを目指しています。このモバイルハウスは、ユーティリティ棟とリビング棟の2つのユニットで構成されており、車で牽引して移動することが可能です。
ユーティリティ棟には、屋根と壁一体型の太陽光パネル、蓄電池、水循環式温水シャワー、IHクッキングヒーター付きのキッチン、衛星通信によるWi-Fi環境などが備えられています。これにより、電気と水を自給し、快適な生活を送ることができます。
リビング棟は、高断熱・高気密仕様で、無印良品の脚付きマットレスを2台並べることができる広さを持ちます。また、バイオトイレを採用し、水を使わずに自然の力で処理します。外壁には軽量で防腐性のある杉材が使用され、耐久性も考慮されています。
このプロジェクトは、UR都市機構と共同で実証実験を進めており、2025年8月から和歌山県和歌山市北ぶらくり丁で実施されています。実験は2025年12月28日まで行われる予定です。
「インフラゼロハウス」は、災害時の仮設住宅としての活用や、環境負荷の低減、地域活性化など、さまざまな社会課題の解決に寄与することを目指しています。
「インフラゼロハウス」の紹介HPはこちらから
https://www.muji.net/ie/infrazerohouse/