ベンチャー企業とトヨタが共同開発した「完全自立型移動式水洗トイレ」@神奈川県横浜市

 

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商用車に搭載できるトイレ 神奈川トヨタ、日大発のベンチャーと共同開発(カナロコ・2025年10月29日)

神奈川トヨタ自動車(横浜市神奈川区)は、災害による断水や停電時でも使用できる「完全自立型移動式水洗トイレ」を開発しました。このトイレは車載式で、自治体などでの導入を想定し、年内の発売開始を目指しています。

開発は日本大学工学部発のベンチャー企業「e6s(えしっくす)」(横浜市西区)および日本大学工学部との共同で行われました。普通免許で運転できる商用車「ダイナ」の荷台に小便器と大便器をそれぞれ1基搭載しており、汚物をフィルターで水と固形物に分け、ろ過・除菌して再利用することで、約2千回の使用が可能です。固形物は不織布で包んで個別処理し、電力は屋根の太陽光パネルとバッテリーでまかないます。

昨年の能登半島地震では下水道の損壊によりトイレが使えなくなる事例があり、この車載トイレはくみ取り不要で衛生的に利用できるのが特徴です。

「完全自立型移動式水洗トイレ」災害時だけでなくイベント利用にも期待されており、注目が集まっています。

 

カナロコ by 神奈川新聞

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