全国初「運転席無人」の路線バスを運行開始@愛媛県松山市

 

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全国初「運転席無人」の路線バスを松山で運行 伊予鉄が来年1月から(愛媛新聞・2025年10月27日)

伊予鉄グループ(松山市)は、来年1月から松山市内で運転手がいない「レベル4」の自動運転による路線バスの営業運行を始めると発表しました。これは全国で初めて、運転席が無人のバスが定常的に運行される事例となります。

同グループは昨年末から保安員が運転席に座った状態でのレベル4自動運転を実施していましたが、今回は完全な無人運転に挑戦します。対象となるのは、市街地を走る2路線です。1つは松山市駅~朝生田~大街道を循環する「松山環状線」で、来年1月から一部の便で導入されます。

もう1つは松山城と道後温泉を結ぶ新路線「道後・松山城線」で、2月から運行予定です。使用されるのは11人乗りの電気自動車バスで、ハンドルはなく、13台のカメラと5台のセンサーで半径200メートル以内を360度認識し、AIが走行を制御します。運行中は車両後方に保安員が1人同乗し、緊急時の対応や介助を行います。

清水一郎社長は「運転士不足の中で自動運転バスは不可欠であり、松山をモデル地域にしたい」と述べています。

 

愛媛新聞社

 伊予鉄バス(松山市)は27日、運転席がない自動運転バスを来年1月に松山市中心部の路線で1台導入すると発表した。同社によ…