施設周辺の雑草対策としてヤギ2頭を飼育。経費削減やリラックス効果を期待@高知県須崎市

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は こちら から!



 


ヤギさん除草メェ~人…下水道事業会社が実証試験、人手不足や経費削減に社員のリラックス効果も(読売新聞・2025年11月15日)

高知県須崎市の下水道事業を請け負う会社が、施設周辺の雑草対策としてヤギ2頭を飼育する実証試験に取り組んでいます。

施設は約3000平方メートルの広さがあり、雨水ポンプ場や終末処理場を備えています。これまでの除草作業はシルバー人材センターに依頼していましたが、高齢化により人手が不足しており、社員も猛暑の中で草刈りを行う必要がありました。

そこで同社は、ヤギの放牧による除草効果に注目し、1歳の雄雌2頭を岡山市のレンタル会社から借り、10月14日から飼育を始めました。ヤギは安全な雨水ポンプ場周辺で午前9時から午後4時までリードを付けて放され、軟らかい草を好んで食べます。その結果、うっそうとしていた高さ1メートル前後の斜面が見違えるほどすっきりしました。

人的作業より経費も抑えられ、社員はヤギの可愛らしい様子にリラックス効果を感じています。実証試験は来年も継続される予定で、雑草管理を通じて周辺環境の維持にも役立てる方針です。

 

読売新聞オンライン

【読売新聞】 高知県須崎市の下水道事業を請け負う会社がヤギ2頭を飼育し、施設周辺に生い茂る雑草を食べてもらう除草対策の実…