豊かな水辺づくりへ。過繁殖の藻を肥料に栽培した芋焼酎「中海と宍道湖の恵み」@島根県松江市

 

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「飲んで守る湖」 過繁殖の藻を肥料に芋栽培→焼酎に 島根のNPO(朝日新聞・2025年11月22日)

松江市の認定NPO法人自然再生センターは、中海や宍道湖の豊かな水辺づくりを進めるため、クラウドファンディングで芋焼酎造りに取り組んでいます。繁殖し過ぎた海藻や水草が水質悪化の原因となっていたことから、これらを肥料として活用し、改良した畑で育てたサツマイモを原料にしています。焼酎の名前は「中海と宍道湖の恵み」です。

センターは、海藻オゴノリや天神川の水草を畑にまき、子どもたちも参加しながらサツマイモを栽培してきました。昨年は稲田本店が焼酎を1200本限定で製造しましたが、今年は活動を広く知ってもらうためCFに挑戦し、11月30日までに150万円の寄付を目指しています。

今年は1200キロのサツマイモを収穫し、900キロを焼酎造りに使います。1500本限定の芋焼酎は12月上旬に発売予定で、ラベルは穏やかな湖の波をイメージし、飲んだ後も花瓶として再利用できます。

海藻や水草を資源として生かすことで自然再生につながる循環をめざしており、副理事長は「ぜひ循環の輪に加わってほしい」と呼びかけています。

 

朝日新聞

 山陰の中海や宍道湖などの豊かな水辺づくりを進める認定NPO法人自然再生センター(松江市)が、ネット上で寄付を募るクラウ…

 


 

認定NPO法人自然再生センター

豊かで遊べる中海・宍道湖を取り戻すために活動している認定NPO法人自然再生センターの公式サイトです。…