国土交通省、複数の交通機関で使えるQRコードの実証実験を実施@熊本県熊本市

 

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同じQRコードで鉄道・バスなど乗り継ぎOK、国土交通省が熊本市で実証実験…2026年度の実用化目指す(読売新聞・2025年11月28日)

国土交通省は、熊本市で鉄道やバスなど複数の交通機関で使える共通のQRコードの実証実験を行いました。交通機関でのQRコード決済は規格がばらばらで導入が進みにくい状況ですが、国が統一を進めることで普及や事業者間の連携を促すことを目指しています。

実験では、JR九州や九州産交バスの改札や車両に専用の読み取り端末が設置され、担当者が一つのQRコードで複数の交通機関を利用しました。これは全国で初めての取り組みです。熊本県内では、路線バスや電車の事業者が従来の全国交通系ICカードでの運賃決済をやめる動きもあり、システム更新の費用が負担になっていました。

QRコード決済は、ICカードやクレジットカードより導入や維持の費用が安いですが、規格の統一が進んでいないため普及が遅れています。

地方の公共交通機関では、今後熊本のような取り組みが増える可能性があり、国交省は利用客の利便性向上も期待しています。

 

読売新聞オンライン

【読売新聞】 国土交通省は27日、熊本市で、鉄道やバスなど複数の交通機関の決済に使える共通のQRコードの実証実験を行った…