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北海道産コンブ生産量、過去最少。高水温の影響か初めての1万トン以下

 

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北海道産コンブ、過去最少 高水温や人手不足影響か(共同通信・2024年10月12日)

2024年度の北海道産コンブの生産量は、統計開始以来初めて1万トンを下回り、約8862トンとなる見込みです。これは気候変動や生産者の減少が主な要因とされ、過去30年で生産量は3分の1以下にまで減少しています。そのため、北海道などは対策に乗り出しています。

北海道産のコンブは国内生産量の約9割を占めており、1992年度には3万2千トンを超えていましたが、2022年度には約1万1千トンまで減少しています。

中央水産試験場の清水部長によりますと、コンブは2年目のものを漁獲しますが、昨年は海水温が高く、胞子が育たなかったとのことです。

道東の浜中町では、ナガコンブ漁の今年の生産量が例年の半分程度にとどまり、高水温に適した他の海藻が増えていることが原因とされています。また、担い手の減少も深刻で、30年ほどで漁師が約2割減り、加工までを含む負担の大きさも課題となっています。

 

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 食卓に欠かせない北海道産コンブの2024年度生産量が、1962年度の統計開始以来初めて1万トンを割り、8862トンとな…