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持続可能なまちづくりのトップランナーに、北海道下川町はなぜなれた?(ESSE online・2023年5月5日)
北海道下川町は、人口約3000人の小さな町ながら、持続可能なまちづくりの先進自治体として国内外から注目を集めています。2017年には「ジャパンSDGsアワード」総理大臣賞を受賞し、その取り組みが高く評価されました。
下川町がSDGsを自分ごととして捉え、町民主体で取り組みを進めたことが成功の鍵となっています。2001年から「経済・社会・環境の調和による持続可能な地域社会づくり」を掲げ、森林を中心としたまちづくりを推進してきました。2018年には「下川版SDGs」を策定し、町民と職員が協力して将来像を描きました。
特に「だれひとり取り残されない」という理念を重視し、町民の多様な意見を反映させるための取り組みが行われました。子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまちを目指し、町全体で子育てを支える「共育」の考え方も取り入れられています。
下川町の活力の源は、「しもかわイズム」と呼ばれる文化にあります。過去の困難を乗り越えてきた経験から、町民はチャレンジを楽しむ風土を育んできました。このような町民の主体性と協力が、持続可能なまちづくりを支えています。
2017年に第1回「ジャパンSDGsアワード」総理大臣賞を受賞するなど、「持続可能なまちづくり」のトップランナーとして、…