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「ECOALF(エコアルフ)」海洋プラスチックごみを再利用したスニーカーとバッグを発表@スペイン

 

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スペイン発エコアルフ、海洋プラごみをスニーカーやバッグに(alterna・2025年4月28日)

スペイン発のファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」は、海洋プラスチックごみを再利用した新作コレクション「UTOコレクション」を発表しました。今回の新作には、スニーカー3種類とバッグ5種類が含まれています。日本国内では三陽商会が展開し、海洋ごみの回収とリサイクル素材の普及を目指しています。

エコアルフは2009年に設立され、海洋ごみを回収してウェアやシューズ、バッグなどに再生する取り組みを行っています。2015年からは、スペインのエコアルフ社とエコアルフ財団が共同で海洋保全プロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS(アップサイクリング・ジ・オーシャンズ)」を開始しました。これまでに、ペットボトルやタイヤ、漁網など、累計約1,700トンの海洋ごみを回収しています。2024年には、世界74か所で4,000人以上の漁師の協力を得て、海洋ごみの回収に取り組みました。

回収された海洋ごみは分別され、繊維に変換されてスニーカーやバッグに生まれ変わります。これまでに400種類以上の生地を開発し、廃棄物から生まれたとは思えない洗練されたデザインの製品を提供しています。エコアルフは「Because there is no planet B(第2の地球はないのだから)」をスローガンに掲げ、すべての商品を再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造しています。