注目キーワード
  1. 名刺作りワークショップ

居心地のよい都市空間の創出を目指す「中心街ストリートデザインビジョン」@青森県八戸市

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は こちら から!

 


八戸市中心外ストリートビジョン

八戸市が取り組む「中心街ストリートデザインビジョン」は、中心市街地の再生と活性化を目指す中期的なまちづくりの一環として策定されたものです。このビジョンは、「八戸市中心市街地まちづくりビジョン2023」に基づいており、特に国道340号の三日町・十三日町区間を対象に、人を中心とした居心地のよい都市空間の創出を目指しています。

この取り組みでは、歩行者にとって快適で安全な空間をつくるため、歩道や車道の再整備を行うほか、沿道の民地も含めた街路空間の再編を進めています。また、地域住民や商店街関係者との協働により、将来の街路のあり方についての検討が行われており、勉強会や意見交換会も開催されています。

具体的な実践としては、ナイトマーケットや歩行者天国(ホコテン)といったイベントが実施され、新たな市民活動の誘発や公共空間の活用方法を試みています。加えて、景観向上と安全性確保の観点から、無電柱化事業も進行中であり、市道番町線の無電柱化や国道340号の電線共同溝整備がその一例です。

総じて、「中心街ストリートデザインビジョン」は、八戸市の歴史や文化を尊重しながら、将来に向けた持続可能で活気あるまちづくりを市民とともに実現しようとする取り組みです。市民一人ひとりが主役となる空間づくりが、今後の八戸のまちの姿を形づくっていくことが期待されています。

 

「中心街ストリートデザインビジョン」のPDFデータはこちらから
https://www.city.hachinohe.aomori.jp/material/files/group/8/hachinoheSDV.pdf