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「普及してほしい」「ありがたすぎ」と話題…博物館の新スペース 担当者も驚きだった、想定外の需要も(まいどなニュース・2025年5月21日)
九州国立博物館では、2025年4月2日より「誰もが楽しめる博物館」を目指し、新たに「あんしんルーム」を設置しました。この施設は、感覚過敏や発達障がいを持つ方々が安心して来館できるよう配慮された休憩スペースです。
「あんしんルーム」は3つの異なる部屋で構成されており、それぞれ「雪」「月」「花」と名付けられています。「雪」は車椅子での利用が可能で、「月」では靴を脱いでリラックスできる大きなクッションが設置されています。「花」には座り心地の良い椅子があり、靴を履いたまま利用できます。また、照明の明るさを調整できる機能や、イヤーマフなどのリラックスグッズも備えられています。
この取り組みは、シンガポールのアクセシビリティ調査を参考にし、福岡市発達障がい者支援センターの監修のもと進められました。館内の刺激を事前に把握できる「あんしんマップ」や、初めての来館者向けの「あんしんガイド」も提供されています。
SNS上では、「ありがたい」「他の施設にも導入してほしい」といった声が多く寄せられ、予想以上の反響がありました。実際に利用された方からは、「落ち着いた」「気持ちよかった」といった感想が寄せられています。このような取り組みは、障がいの有無に関わらず、多くの来館者にとって有益であることが示されています。
九州国立博物館は、今後もバリアフリーの取り組みを進め、より多くの方々が安心して訪れることができる施設を目指しています。
「九州国立博物館に『あんしんルーム』ができます!」と、Xでのお知らせに、「嬉しい部屋」「普及してほし...…