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さが維新テラス
佐賀駅の南口から約200メートル続く道路が、歩道空間として再整備され、「さが維新テラス」と名付けられています。これは四車線だった道路を二車線にし、歩道を広くすることで、まるで広場のように使える空間へとリニューアルしたものです。このエリアにはベンチやテラス席が設けられ、キッチンカーやマルシェ、各種イベントが開催されるなど、日常的に市民や観光客がゆったり過ごせる工夫がされています。
2024年8月23日のオープン以降、佐賀商工会議所青年部や学生団体「サガつく!」、県庁などが連携し、ステージパフォーマンスやワークショップ、50メートルものロングテーブルを使った乾杯イベントなどが実施され、大勢の人で賑わいました。
さらに、2024年10月から社会実験として利用可能区画の活用希望者も募集され、マルシェや物品販売、音楽イベントなどさまざまな用途で無料で使えるようになっています(2025年3月まで)。電源や給水も整備されており、イベントの開催や飲食ブースの展開も容易です。
県内初の「歩行者利便増進道路(ほこみち)」に指定され、周辺の交差点名が「佐賀駅(佐賀城口)」などにリネームされるなど、地域の歴史や風情を感じられる都市デザインにも配慮されています。このように「さが維新テラス」は、単なる通り道ではなく、「まちづくり」を体験できる新しい公共空間として整備され、佐賀のまちににぎわいを生み出す重要な拠点となりつつあります。