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魚の消費量、20年で半減…「逆出世魚」でスナック発売、消費拡大へ(withnews・2025年10月13日)
近年、日本人の魚の消費量は急速に減少しており、20年前と比べるとほぼ半分になっています。農林水産省の調査では、2001年度には1人あたり年間40.2キロだった魚の消費量が、2023年度には21.4キロまで減少しました。減少の理由として、「骨をとるのが面倒」「調理や片づけが大変」「価格が高い」などが挙げられています。
こうした状況を受けて、水産庁は2022年から官民協働で魚の消費拡大に取り組んでおり、毎月3~7日を「さかなの日」として活動を呼びかけています。近年は気候変動の影響で魚の分布が変わり、これまで食べられていなかった「未利用魚」の活用も進められています。
企業も新商品開発に参加しており、例えば「コノシロ」を使ったスナックや、手軽に本格料理が作れる「アクアパッツァの素」が発売されました。これにより、調理の手間を減らし、魚を日常的に楽しむきっかけを作っています。
水産庁は今後も魚の魅力を広め、消費拡大を目指しています。
近年、日本人の魚の消費量が急激に減っています。統計上、20年前と比べて半分近くになっているほどです。そんな状況を打破しよ…
