地域資源をアートに。「オリックス・ホテルマネジメント」が取り組む端材の再利用

 

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捨てられてしまうはずの地域資源をアートに オリックス・ホテルマネジメント、全国の施設で作品展示(朝日新聞SDGs ACTION!・2025年11月28日)

オリックスグループのオリックス・ホテルマネジメントは、全国の旅館やホテル、研修施設で地域の素材や端材を活用したアート作品を展示しています。これは、捨てられるはずのものを再利用しながら、宿泊客に地域の魅力や物語を伝え、資源の循環利用への関心を高めることを目的としています。

2024年3月に始まった「つなぐはぐくむツーリズム」プロジェクトでは、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」に3年間かけて取り組む計画です。今年は目標12に焦点を当て、「Make a circle!」をコンセプトに、ACTA PLUSの協力でアーティストが地域の産業や工芸の端材を作品に再生し、全国20施設に展示しています。

大分県別府市では廃棄予定の下駄や木製品を、富山県黒部市では流木やウニの殻を、また大阪市では使われなくなった厨房機器を素材として活用しています。各作品のそばには説明パネルが設置され、地域の特色や課題を伝えています。

担当者の金井紫帆さんは、「アートを通じて地域の魅力や課題に触れ、宿泊客の意識や行動の変化につなげたい」と話しています。

 

SDGs ACTION

オリックスグループで旅館・ホテルや研修施設の運営を手がけるオリックス・ホテルマネジメントが、全国の運営施設のうち20カ所…

 


 

オリックス不動産株式会社

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