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「とりあえずビール」が通用しない場所がある!?「人より牛が多い町」が起こした“乾杯革命”とは?発端は酪農家たちの切実な危機感(LASISA・2025年10月25日)
北海道中標津町は、人口約2万3千人に対して乳牛は約4万頭と、人より牛が多い町です。ここでは、日本の乾杯文化を変えるユニークな条例、「牛乳で乾杯条例」が制定されています。これは最初の一杯を地元の新鮮な牛乳で乾杯するというもので、酪農家の思いと地域の誇りを伝えるために生まれました。
中標津町の牛乳は日本トップクラスの品質ですが、町民には当たり前すぎてその魅力が伝わりにくいというジレンマもありました。そこで、地域の集まりやイベントで積極的に牛乳で乾杯を行い、次第に町民に愛される習慣となりました。
2014年には条例化され、全国メディアでも話題となり、SNSでも「コップ1杯の牛乳を飲む日」として広がっています。
身近なものを誇りに思う気持ちや、小さなアイデアで社会を動かせることを示す、地域発の乾杯革命です。
LASISA(らしさ・ラシサ) | ビューティー*ライフスタイル*恋愛*フード
「とりあえずビール!」って、私たちにとって、もはや魔法の合言葉ですよね。でも、もしあなたが北海道のとある町に行ったら、こ…
中標津町公式WEBサイト
条例設置の目的基幹産業を酪農とし発展してきた中標津町は、乳牛飼育頭数約3万9千頭を数え、生産される牛乳の乳質は、生産者の…