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金山南エリアで地域コミュニティーの取り組み カードで一体感図る（サカエ経済新聞・2025年4月24日）
名古屋市の金山駅南側に位置する金山南エリアでは、地域の飲食店店主たちが中心となり、商店街の活性化を目指した取り組みが進められています。この地域は、北口周辺のにぎやかな飲食店街とは対照的に、個人経営の店舗や住宅が点在し、地域内でのつながりが希薄であることが課題とされていました。
金山商店街振興組合理事を務める羽鳥浩二さんは、地域の一体感を高めるため、同じ志を持つ飲食店主たちと共に「金山ローカル交流会」を企画しました。この交流会は2025年2月に初めて開催され、焼き芋や輪投げ、ビンゴゲームなどを通じて、参加者同士が親睦を深める場となりました。また、子どもたちが飲食店での仕事を体験できる機会も設けられ、地域全体での交流が図られました。
さらに、プラスチックカード印刷通販会社の協力のもと、地域キャラクター「かなきち」がデザインされた会員カードが作成されました。このカードは、地域応援サポーターとしての証であり、地域の一体感や帰属意識を高めるツールとして活用されています。
今後は、飲食店以外の店舗や企業、路上ライブを行うアーティストなど、多様な立場の人々の参加も視野に入れ、持続可能なコミュニティづくりを目指しています。
