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廃校となった高校の校舎を活用して2016年にオープンした静岡県立の自然系博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」(文化観光コーチングチーム「HIRAKU」 note・2024年3月13日)
静岡県立「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は、廃校となった高校の校舎を再利用し、2016年に開館した自然系博物館です。展示には、学校で使用されていた机や椅子、黒板などを活用し、資源の再利用とローコスト化を実現しています。このような取り組みは、国内外で高く評価され、多くの賞を受賞しています。
館内では、地球の歴史を1年の暦に見立てた順路サインが設置されており、来館者は地球と生命の進化を時系列で学ぶことができます。また、展示室では学習机の天板を重ねた展示台や、海中をイメージした青い照明など、工夫を凝らした展示が特徴です。
さらに、「地球家族会議」と呼ばれる対話型のプログラムが定期的に開催されており、来館者が環境問題について意見を交換する場が提供されています。展示の最後には、「百年後の静岡が豊かであるために」という問いかけがあり、来館者は自らの考えを「百年カード」に記入し、展示の一部として共有することができます。
このように、ふじのくにミュージアムは、資源の再利用と創意工夫により、来館者が主体的に学び、未来を考える場を提供しています。
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