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スナックのママがカードに。魅力発見や観光客の呼び込みむ「スナックママカード」@青森県大鰐町

 

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“名物ママ”は全員SSR級!スナックの「ママ」がトレカに!裏面にはママのパラメータが…!『トーク力』『アルコール愛』の強いママはその仕上がりに「(写真の)修正なしのカード。や~ね」(青森テレビ・2024年9月6日)

青森県大鰐町では、8月31日から「スナックママカード」の配布が始まり、ひそかに注目を集めています。このカードは、スナックの店や“ママ”の個性を紹介するもので、外国人観光客からも人気が高まっているスナック文化を活用し、観光振興を目指して開発されました。

カードには、店の雰囲気やママの魅力が詰まっており、裏面には「ママ分析」として、トーク力やお酒の嗜みなどが5段階で評価されています。カードのモデルになったママたちも、自分の評価に思わず照れながらも興味を示しています。

大鰐町は、800年以上の歴史を持つ温泉地で、かつて湯治客でにぎわったことから歓楽街が発展し、個性的なスナックが集まるようになりました。しかし、近年は景気低迷やコロナ禍の影響で店舗数が減少しています。こうした状況を受けて、中南地域県民局が中心となり、13のスナック・飲食店と連携してカードを制作しました。

このカードは、津軽地方の観光イベント「古津軽ウィーク」の一環として配布されており、店を訪れた人だけが手に入れられます。5枚集めると温泉入浴券がもらえるなど、楽しみながら地域を巡れる仕掛けもあります。

参加店のママやマスターたちは、自分のカードに誇りを持ちつつ、「スナック文化」を通して世代や国籍を超えた交流の場を提供しています。今回の取り組みが、大鰐町の魅力再発見や観光客の呼び込みにつながることが期待されています。