白鶴酒造、製造過程の活性炭をアップサイクル。牛の悪臭を低減する「サケ炭」@兵庫県神戸市

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は こちら から!



 


白鶴は清酒の副産物の新たな用途を発見!牛にも地球環境にも優しい飼料「サケ炭(すみ)」へアップサイクル(白鶴酒造・2022年12月13日)

白鶴酒造は、清酒の製造過程で発生する活性炭の“副産物”に着目し、これを新たな飼料「サケ炭(すみ)」としてアップサイクルするプロジェクトを始めました。

これまではこの処理後活性炭を主に堆肥として利用していましたが、兵庫県内の飼料会社や畜産農家との協力による実証実験の結果、牛に給与することで子牛の腸の健康維持や糞から発生する悪臭を約9割低減できることが分かりました。

また、この活性炭には清酒由来の粗タンパク質が約20%含まれており、栄養源としても期待が持てます。12月からこの「サケ炭」を畜産用配合飼料として飼料会社を通じて販売開始する予定です。

白鶴酒造は、今後も限りある資源を有効活用し、環境負荷低減・持続可能な社会の実現を目指して、研究機関と連携しながらこの取り組みを広めていきたいと考えています。

 

白鶴酒造株式会社の「ニュース(白鶴は清酒の副産物の新たな用途を発見! 牛にも地球環境にも優しい飼料「サケ炭(すみ)」へア…

 


 

白鶴酒造のプレスリリースはこちらから
https://www.hakutsuru.co.jp/news/news_file/file/20250829NRsakesumitokkyoH.pdf