音楽の振動で日本酒を発酵。「音響加振酒」に取り組む酒造会社「男山本店」@宮城県気仙沼市

 

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ジャズの振動で日本酒おいしく 宮城・気仙沼の酒造会社「男山本店」が、「蒼の音」を8月6日発売(河北日報・2025年7月19日)

気仙沼市の酒造会社「男山本店」では、発酵中の日本酒に音楽の振動を直接タンクに伝える「音響加振酒」という新たな取り組みを行っています。

これは大阪市の音響機器メーカー「オンキヨー」が開発した「加振技術」を使い、タンクの外側に専用の音響装置を取り付け、音の振動で酵母に刺激を与えるというものです。これにより、発酵が通常よりも3日ほど早く進むなどの効果が見られています。

この試みに取り組んだのは、男山本店の専務である菅原大樹さんで、妻でピアニスト・作曲家の岡本優子さんと連携し、岡本さんのオリジナル曲を使って酒に音楽を聴かせています。

完成した日本酒は「蒼の音」と名付けられ、8月6日から限定1000本で販売されます。価格は1本3300円です。音の振動で酵母に刺激を与える熟成方法が新たなブランディングとなる可能性があり、注目が集まっています。

 

河北新報オンライン

 気仙沼市の酒造会社「男山本店」が、発酵中の日本酒にジャズを聴かせた「音響加振酒」を醸している。蔵の中で音楽を流すのでは…

 


 

気仙沼 男山本店|蒼天伝・美禄・男山|創業大正元年

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