廃校活用。天然の冷気でサーバーを冷却する「玄海町データセンター」@佐賀県玄海町

 

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廃校跡にAIデータセンター開設「全国的にも珍しい」 町が無償貸与、裏山から吹き込む外気使いサーバー冷却(西日本新聞・2025年9月3日)

佐賀県玄海町諸浦の旧有徳小学校跡地に、人工知能(AI)向けのGPUデータセンター「玄海町データセンター」が開設されました。運営するのは東京都のハイレゾ社で、廃校を活用した事例は全国的にも珍しいとされています。志倉喜幸社長は「今後もこうした施設を増やし、地域活性化に貢献したい」と話しています。

校舎と土地は町から無償で借り受け、電気代についても町の支援で抑えることができたことが進出の大きな決め手となりました。スタッフ4人は全員地元から採用されており、今後は1~2年で10~20人規模へ拡大する方針です。

改装された2階には米国半導体大手エヌビディア製の高性能GPU搭載サーバー120基が設置され、裏山の外気を利用した冷却システムも導入されています。

8月22日の開所式で脇山伸太郎町長は、これまで企業誘致が難しかった経緯を振り返りつつ感謝を述べ、若者に挑戦の場を提供し町の価値向上につながると期待を寄せました。

 

西日本新聞me

2015年に廃校になった旧有徳小(佐賀県玄海町諸浦)の跡地に、人工知能(AI)向けデータセンターが開設された。運営するハ…

 


 

株式会社ハイレゾ | GPUクラウドサービス

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